2014年5月17日土曜日

phpMyAdminをインストールする

仮想サーバーにphpMyAdminのインストール手順と、基本的な操作をメモする。


環境


仮想マシン
→ VMware

OS
→ CentOS

インストール済み
→ Apache, PHP, MySQL


phpMyAdminのインストール


公式サイト」から最新版かつ「all-languages」の圧縮ファイルをダウンロードする。今回は「phpMyAdmin-4.2.1-all-languages.tar.gz
$ sudo wget http://sourceforge.net/projects/phpmyadmin/files/phpMyAdmin/4.2.1/phpMyAdmin-4.2.1-all-languages.tar.gz

解凍する
$ sudo tar xvzf [ダウンロードした圧縮ファイル名]

解凍したディレクトリの名前が長いので変える
$ sudo mv phpMyAdmin-4.2.1-all-languages phpMyAdmin


動作確認


ブラウザからphpMyAdminディレクトリにアクセスすると、ログイン画面が出てくる。
この「ユーザー名」と「パスワード」はMySQLに接続可能なものを入力する。今回はrootで入る。

ログイン後、最下部までスクロールするとエラーが2つ出た。
「設定ファイルに、暗号化 (blowfish_secret) 用の非公開パスフレーズの設定を必要とするようになりました。」
「mcrypt 拡張がありません。PHP の設定をチェックしてみてください。」


先に2つ目を解決する

php-mcryptのインストール


利用可能なバージョンを探す
$ yum info --enablerepo=epel,remi php-mcrypt
出てきた情報を見るとremiリポジトリにあるらしい。

インストールする

$ sudo yum install -y --enablerepo=remi php-mcrypt

Webサーバーを再起動する
$ sudo service httpd restart

無事、2つ目のエラーが消えました


次に1つ目のエラーを解消する

config.inc.phpを作成する


サーバーに戻ってphpMyAdminディレクトリで作業する。

用意されているサンプルをコピーしてconfig.inc.phpを作る
$ sudo cp config.sample.inc.php config.inc.php

config.inc.phpを編集する
$ sudo vim config.inc.php

17行目に任意の文字列を入力する
$cfg['blowfish_secret'] = '???';
このパスフレーズは暗号化する前にデータに連結したりして、暗号を破られにくくするものだと思われる。後でパスワードとして入力することはないので、覚えにくいランダムな文字列にする。

31行目にMySQLのあるサーバーのIPアドレスを設定する。今回はWebサーバーと同じサーバーにあるのでlocalhostのままにしておく
$cfg['Servers'][$i]['host'] = 'localhost';

ブラウザに戻ってphpMyAdminにログインし直すとエラーが消えた。

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